「好きですっ!付き合ってください」
喫茶店で向かい合わせに座っていたその男性は
まるで子供のように顔を真っ赤にして私にそういいました。
趣味の場所での「仲間内」の1人だった彼。
確かに悪い印象はありませんでしたし、一緒に居て
「心がスッピン」
で居られる存在でもありました。
ですので私はアッサリと「はい」と答えました。
もっと真剣に考えるべきだったのかも知れませんが、その時の私は
「はい」
と答えたかったし、彼の思いに「応えたい」気持ちがありました。
そうして恋人になった私たち。
大人の関係の彼と一緒に趣味の場所へはもちろん、デートとして様々なところへ出向いて楽しみました。
彼と居るのはやっぱり楽で、気持ちも落ち着きました。
しかし「愛しているのか」は微妙でもありました。
そんな自分が嫌で
「愛そう」と思いました。
無料出会いで知り合った彼の素敵なところを見つけては、呪文のように「彼が好き」と思いましたし、
友達にも沢山「彼が好き」と言いました。
「無理してるなら、彼にすごく失礼だよ」
そう親友にバッサリやられた時には心がグニャリとなりました(苦笑)
「愛そう」としていた私はやはり無理をしていたのでしょう。
頑張って好きになるものでは無く
「好きになっちゃう」ものですから・・・。
彼に対して失礼な事をし続けてきたんだ。
そしてそれを続けてはいけない。そう思った私は
SNS無料で知り合った彼と別れる事を決意しました。
スンナリと別れを受け入れてくれた彼。もしかしたら私の本当に気が付いていたのかもしれません。