愛そう

「好きですっ!付き合ってください」
喫茶店で向かい合わせに座っていたその男性は
まるで子供のように顔を真っ赤にして私にそういいました。
趣味の場所での「仲間内」の1人だった彼。
確かに悪い印象はありませんでしたし、一緒に居て
「心がスッピン」
で居られる存在でもありました。
ですので私はアッサリと「はい」と答えました。
もっと真剣に考えるべきだったのかも知れませんが、その時の私は
「はい」
と答えたかったし、彼の思いに「応えたい」気持ちがありました。
そうして恋人になった私たち。
大人の関係の彼と一緒に趣味の場所へはもちろん、デートとして様々なところへ出向いて楽しみました。
彼と居るのはやっぱり楽で、気持ちも落ち着きました。
しかし「愛しているのか」は微妙でもありました。
そんな自分が嫌で
「愛そう」と思いました。
無料出会いで知り合った彼の素敵なところを見つけては、呪文のように「彼が好き」と思いましたし、
友達にも沢山「彼が好き」と言いました。
「無理してるなら、彼にすごく失礼だよ」
そう親友にバッサリやられた時には心がグニャリとなりました(苦笑)
「愛そう」としていた私はやはり無理をしていたのでしょう。
頑張って好きになるものでは無く
「好きになっちゃう」ものですから・・・。
彼に対して失礼な事をし続けてきたんだ。
そしてそれを続けてはいけない。そう思った私は
SNS無料で知り合った彼と別れる事を決意しました。
スンナリと別れを受け入れてくれた彼。もしかしたら私の本当に気が付いていたのかもしれません。


Filed under: 出会い系 — admin @ 2012年1月25日 7:41 PM